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医師兼漫画家 森皆ねじ子

ねじ子のLINEスタンプが発売されています

『ワナにはまらないベクトル・行列』が出ます

久々に数学書のお仕事です。

技術評論社さんから、「ワナにはまらない」シリーズ第2弾『ワナにはまらないベクトル・行列』が出ます。ねじ子は今回も漫画とイラストを担当しています。前作『ワナにはまらない微分積分』の発売から2年、いやあ、今回も大変だった!本が出ることになって、本当に嬉しい!発売日は2015/9/26です。

高校までの数学の知識を使って、ベクトルと行列を説明しています。ベクトルと行列の本なのに、なぜか多項式の剰余定理から始まる独特の目次構成も大上先生ならではだと思います。

なおこの本は、長らく絶版になっていた『四次元の林檎』を大幅に加筆修正したものです。かなりわかりやすく、生まれ変わっていると思います。旧版を持っている方も新たな気持ちで楽しんでいただけるのではないでしょうか。

ちなみに、旧『四次元の林檎』ファンのために!技術評論社さんが!またも!粋な計らいをしてくれましたよー!拙著をお買い上げの際は、ぜひ表紙カバーを取って、カバーの裏側を確認してみてください。そっちを表紙として使ってくださっても、良くってよ。

次回作は旧『数学のできる人できない人』のリメイクですね。私も楽しみにしています。『ワナにはまらない』数学3部作はかなり長く時間のかかるプロジェクトですが、ようやく先が見えてきました。(2015/9/3)

『マンガでわかる微分積分』韓国版と台湾版

2007年に出した『マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの? どうして教科書はわかりにくいの? 』の、韓国版台湾版が出ています。すげー!
韓国版はこれ↓

韓国の漫画吹き出しは横書きなんですね。視線誘導を保つために、このページのマンガは左右反転されています。

それに対して、数式が主体のマンガページは、そのままでいけるので左右反転されていません。工夫されてるなぁ!すごい!

台湾版はこれ↓

台湾の漫画吹き出しは縦書きの模様です。よって左右反転はナシ。構図の崩れもバレにくいぜ!うひょう!どちらも擬音の白抜きや台詞の手書き感も細かく再現されています。日本の漫画の翻訳技術が、アジア各地で確立されていることを感じますね。

嬉しいことに、この本を見た韓国の方と思われるコメントも時折Web拍手に入っています。とても嬉しいです。ありがとう。マジ励まされます。「漫画の力を信じていて良かった!」と心から思う瞬間です。行ったことのない異国の方にも私の漫画を読んでいただけて、思いを伝えることが出来て、しかも何かを感じてレスポンスしてもらえるなんて。漫画ってすごい表現手法だよなぁ!手塚治虫先生に感謝しなくっちゃ!

日本語版『マンガでわかる微分積分』は地味ぃ~に細~く長~く売れ続けております。書評にもよく取り上げていただいてるし、アマゾンでの評判もいい。内容も普遍的で風化しないので、改訂の手間が少なく、作者としては有り難い。ていうか移り変わりが激しい医学教科書業界から見るとマジでうらやましい限りだ!!!!!!……それはさておき。『マンびぶ』から私の医学書を(医療従事者でもないのに)買って下さる方がいたり、意外なジャンルの仕事を運んできてくれたり、妙にカラーの発注が増えたり、外国で出版されたりもして、思ってもいない展開をしている有り難い作品です。第二弾も是非出したいなー。

マンガでわかる微分積分

マンガでわかる微分積分

ねじ子がイラスト描いた本が出ます!数学の本です!
『マンガでわかる微分積分』

文章はメダカカレッジさん制作。私はイラストを担当しております。大学受験時のことを思い出しつつ、渾身のマンガを描きました。

「呪文や暗号のような公式」「なんの役に立つのかわからないまま、いやいや勉強させられた」と、微分積分、いや数学全体にマイナスイメージがありま せんか?そんな貴方にこそ、ぜひ読んでください。微分積分の入門書としてかなりわかりやすく、かつ可愛らしい本になっています。覚えるのではなく、理解す ること。それこそが重要です。

高校3年生数学レベル(数Ⅲ)を勉強したい方、今さら微分積分をやり直したい方、ちょっと数学に興味がある方はぜひどーぞ。つーかマジ自信作です。数学の本なので多分あんまり売れないけど。商業誌なので本屋さんで買ってね。

この本の制作がものすごい押したせいで、救命救急編の制作が大幅に割を食ったのは内緒です。